Rug-Diary

小さな絨毯屋|ラグトカペト店主のブログ

ギャッベやトライバルラグの隠された宝

長らくお休みしていたブログ、久々の更新です。

現在新入荷のラグを撮影しておりまして。

いつまで経っても撮影が上達しない事に嫌気が差し、宝探しで現実逃避。

え?宝探し?

はい。今日は宝探しのお話です。

 

ギャッベやトライバルラグを購入したばかり、または検討されていて、知らないとびっくりしちゃうかもしれないのでお伝えしておこうと思います。

 

ギャッベやトライバルラグに座っていると稀にお尻がチクッとします。

足の裏や手のひらでチクチクを感じるかもしれません。

 

そんな時は毛足を探ってみてください。

こんな感じの草木や植物の種などが見つかります。

優しく取ってあげましょう。

 

決して不良品や粗悪品ではありませんのでご心配なく。

正体は元々羊の毛に絡まっていた草木や染めの原料です。

 

私たち日本人が生活する場所に比べ、自然に近い環境で織られたラグであることに思いを馳せて安心してお使いください。

 

こちら、新品や新品に近いラグから見つかる事が多いです。

オールドやヴィンテージラグから見つかる事があまり無いのは、すでに誰かのお尻がチクッとした後だからかもしれませんね。

 

当店では出来る限り見つけて除去しています。(きっと他の絨毯屋さんも)

織る時に邪魔だったんじゃなかろうかというくらい大きいのや、美しく染まった草木を見つけると誰かに自慢したくなるのですが、今日は見つけられず残念です。

 

ラグには不要なものであり、言い換えれば単なるゴミ。

でも、これを見つけると羊の毛から絨毯になるまでが少しだけ想像出来て、また違う角度から絨毯が楽しめたりもするんですよ。

すでにお手元にギャッベがある方は探されてみてはどうでしょう。

 

大袈裟なタイトルでごめんなさい。

 

ではまた。

 

絨毯の秋

こんにちは、ラグトカペトです。

お久しぶりのブログ更新。

もうね、暑いって言葉しか出てこないくらい今年の夏が暑かったもので。

いつまで続くんだろう…と心配になるくらい暑く長かった夏も終わり、こちら大阪もようやく秋の訪れを感じられる気持ちのいい季節となってまいりました。

この時期、お洋服の衣替え同様に、お部屋を秋冬仕様にされる方も多いのでは?

敷くだけでお部屋の雰囲気をパッと変えられるラグは簡単に季節感を取り入れられるのでオススメです。お気に入りのラグを敷いた瞬間、幸せ指数倍増間違いなし!

「いつか敷いてみたい」「ちょっと見てみたい」と少しでも興味を持たれているなら、お散歩がてら絨毯屋さん巡りをしてみるのもいいかもしれません。絨毯屋さんって少し敷居が高くて入りづらい気もしますが、実際に触りながら色々お話を聞いてみるのも楽しいですよ。

幸い私はゴリゴリ押しの強い絨毯屋さんに入ってしまった事はありませんが、見ているだけでは気まずいなと感じたら退散すればいいのです!笑

食欲の秋、読書の秋、絨毯の秋

楽しみましょ。

   

Online Storeも無事にOPENしました!

お時間がある時にでも覗いてみてください→ラグトカペト Online Store

ではまた。

いつまで開店準備中!?

       

あっという間に一週間が経ち、早くも月曜日。店番の日がやってきました。

大阪市内のお天気は曇り時々雨予報。お客さん、来てくれるかな。

お店のシャッターを開けて店内を覗くと、ディスプレイが少し変わってます。新たなグリーンも増えていい感じ。植物とラグは癒やし×癒やしの相乗効果で相性抜群なのです。

そんな中ですが、ラグトカペトは先週と変わらず準備中。ラグもまだ3枚しかお店に運べていません…。決済端末の導入や追加のラグ搬入、その他諸々あと一週間程かかりそうです。この先はオンラインストアも含め、一気に加速してスタートさせます!

実は先週、ラグトカペトのラグを欲しいと言ってくださっているお客様がいると連絡がありました。が、まだカード決済出来ず…。後日現金でご購入いただいたとの事で、ご迷惑をお掛けしてしまいました。私が選んだラグを気に入ってご購入いただけたこと、飛び上がるほど嬉しかったです。このブログに辿り着かれる事はないかもしれませんが、本当にありがとうございます。

さてさて、まずは表の掃き掃除から。

ではまた。

 

 

 

猫は絨毯が好き

画像内の絨毯は私物です

開店準備中のラグトカペトです。準備は進んでます。のそのそと…。

そんな中ですが、今日は手織り絨毯とペットの相性について、経験を交えて少しだけお話したいと思います。

私はギャッベが何たるかも知らず、たまたま目にして気に入ったギャッベを「高いマットだなぁ」と思いつつ衝動買いしました。詳しい話はまたいつか。

初めてギャッベを買った時、気になったのは我が家の猫との相性。

玄関マットサイズのギャッベだったとはいえ、安い買い物ではありません。毛足が長いので爪研ぎには向かないとわかっていましたが、ちょっと心配でしばらく隠していました。

せっかく買ったのにいつまでもしまっておくのは勿体ないと、思い切って敷いてみたら…

匂いを嗅いで嗅いで嗅ぎまくり、コテンッと倒れて転がりまくり。やっと落ち着いたと思ったらひっくり返って寝ちゃってました。またたびにも動じない我が家の猫が何故?

何故だかは未だに分かりませんが、気に入ってくれたようで一安心。

それから徐々に我が家に増えた手織り絨毯。新しい絨毯を広げる度に、我先にと転がりに来ます。

色々検索してみると、猫だけじゃなく犬も気持ち良さそうに転がってますね。絨毯の何をそんなに気に入っているのか、話が出来たら聞いてみたいです。

転がりまくって抜け毛が付着するので、ある程度のお手入れは必要ですが、そんなに面倒なものではありませんし、しっかり織られた絨毯は多少ガジガジされても気になりません。

何より絨毯でゴロゴロしている姿に癒やされます。癒やし>お手入れ。

気になる方はお気軽にご相談ください。

ではまた。

 

専門店って楽しい

       

今日の天気は曇り時々雨。

Instagramでイケてる絨毯屋さんのお洒落な投稿を見過ぎて自分を見失いそうになっているラグトカペト店主。今日は撮影には向かないかな~と思いつつ絨毯を広げています。

絨毯を眺めていると「それ、自分の物にしちゃいなよ」なんていう悪魔の囁きが。私が自分で使いたいと思った絨毯だけを仕入れたので、早くお店に並べないと悪魔の誘惑に負けてしまいそうです。家の中に敷く場所があまり残ってないんですけどね。

 

話は変わりますが、

昨日店番をしている時に「絨毯しか売ってないの?」と声を掛けられました。

「そうなんですよー、絨毯専門店なので」と答えると「ふぅ~ん」と少し不思議そうなご様子。なんとなくわかります、その気持ち。私も興味の無い頃は家具屋で絨毯を見る事はあっても絨毯専門店に足を運んだ事はありませんでした。

今、一つのモノだけに特化した専門店っていうのがじわじわ来ていますよね。かくいう私も絨毯だけに限らず専門店が大好きです。

身近で入りやすい専門店の宝庫と言えば、小さな個人商店が並ぶ商店街。野菜は八百屋で、魚は魚屋で、茶葉はお茶屋、器は食器屋、本は本屋、布は生地屋…中には店主のこだわりが詰まり過ぎて、何の店かさっぱりわからない入るのに躊躇しちゃう店もありますけど。いつか勇気を出して入ってみたいお店、いくつかあります。

扱っている商品について知識豊富な店員さんがいるのも、こうしたお店の魅力ですよね。私もお客様のお役に立てるよう精進いたします。

 

おっと!現在時刻16時30分!鶏肉屋が閉まっちゃう!!商店街は閉まるのが早い…

というわけで、また。

 

はじめての店番

       

絨毯を置いていただける事になったギャッベの森で、ラグトカペト店主は毎週月曜日に店番をする事になりました。

今日は緊張の店番初日。「はじめてのおつかい」ならぬ「はじめての店番」。

天気が良かったので入り口のドアをオープンに。

照明の雰囲気を確かめようと外から店内を眺めていると、立ち止まってくれた女性がいたので声を掛けてみました。普段は人見知りな私ですが、店番スイッチ恐るべし。ごく自然にお声掛けできたのではないかと思います(多分)。ギャッベがお好きとの事だったので商品を見ていただけて嬉しかったです。

図らずもこの、外で声を掛けるという絨毯屋らしからぬ方法で何組かご案内してしまいました…笑

知らないお店って気軽に入りにくくないですか?私は一人ではなかなか入れません。手織り絨毯を知っている人は安くはない物を売っていると思うだろうし、知らない人は知らない世界。見てみたくても入りづらい気持ち、よーく分かります。

見るだけ、触るだけ、大歓迎。

見て、触れて、手織り絨毯の魅力を少しでも多くの方に知っていただきたいなと思います。

 

絨毯の撮影は難しい…

      

今日も元気に、そして相変わらずマイペースに商品撮影中です。

絨毯の見え方はかなり光の影響を受けます。

あ~でもないこ~でもないと絨毯をあっちこっちに動かしながら、ふと思いました。

これは商品画像なんだから、必要以上に美しく撮ってはいけないと。カメラマン気分で撮影していたので、危うく目的を見失うところでした。

美しく撮れた写真もその絨毯の一面なのだから偽りはないけれど、もしオンラインでご購入いだだけるお客様がいたら、イメージとの違いを感じられるかもしれません。

商品画像は、いわば「お見合い写真」みたいなもの。

私自身、何度もオンラインで絨毯を購入し様々な経験をしましたので、お客様に失敗してほしくありません。

画像でも魅力を感じていただけて、尚且つ実物の方が素敵!と思っていただけるような丁度いい写真を掲載したいと思います。それが難しいんですけどね。